どんな過去も未来の力に変わる
― 答えを外に求めていた私が、自分を信じられるようになった
第一子の出産を控え、育児と仕事の両立への不安を抱えていた岡田加恵医師。
過去にはバーンアウトも経験し、「この先も楽しく仕事を続けながら子育てができるのだろうか」という思いを抱えていたといいます。
そんな時に出会ったのが、コーチングでした。
学びを深める中で出会った「金継ぎ」という考え方。
傷ついた部分を隠すのではなく、新たな価値として受け入れていくその姿は、岡田医師自身の歩みとも重なっていきました。
過去の出来事に新しい意味を見出し、自分の中にある答えを信じられるようになった今、岡田医師は同じように悩む医療者の背中を押したいと考えています。

ご自身のストーリーを象徴する一言を教えてください。
どんな過去も未来の力に変えられる。そのことを、自分自身の経験を通して実感しています。
まず、コーチングに出会う以前のご自身について伺えますか。
どんな毎日を過ごしていて、どんな思いを抱えていたのでしょうか。
第一子を妊娠し、出産を数か月後に控えていた頃、産後の育児と仕事を両立できるのだろうかという不安を抱えていました。
過去にバーンアウトを経験していたこともあり、再び同じような状況になるのではないかという気持ちも強くありました。
何かを学び、自分なりの軸を見つけることで、仕事も育児も前向きに、楽しく続けていきたいと考えていた時、卒業生の先輩が背中を押してくださり、思い切ってコーチングの世界に足を踏み入れました。
そんなタイミングで、どのようにコーチングと出会われたのでしょうか。
当協会代表の浅川麻里先生の女性医師向けFacebookコミュニティを通して、コーチングを知りました。
その中で特に印象に残ったのが、「未来は過去の延長線上にはない」 という考え方と、「金継ぎ」の話でした。
「金継ぎ」とは、陶器のひび割れた部分を金で継ぐことで、元の状態よりも価値が増すという考え方で、この話を聞いた時、過去のつらい出来事も見方を変えることで新しい意味を持つのではないかと感じました。
コーチングを通して自分自身と向き合う中で、過去の出来事を新しい視点で捉え直せたことは、私にとって大きな転機になりました。
コーチングを学んだことで、一番大きな変化はどのような点でしたか?
ネガティブな感情が湧く出来事に対しても、少しずつセルフコーチングやジャーナリングができるようになりました。
以前は自分に自信がなく、人からのアドバイスばかりを求めていたんです。
しかし、コーチングを通して「答えは自分の中にある」ということを実感できた時、私はとても大きなことに気づくことができたんです。
今では、自分自身を深く探り、理解していく時間そのものが、大切な成長のプロセスになっています。
最後に、これからのビジョンを教えてください。
私自身がコーチングを通して、自分の人生を前向きに捉え直すことができたように、一人でも多くの医療者が「本当にやりたいこと」に気づき、自分の進みたい未来へ向かって歩んでいけるようなお手伝いをしたいと考えています。
そして、医療者が心身ともに健やかに、自分らしく生きていける社会の実現に向けて、これからもコーチングという形でその想いを届けていきたいと思っています。
